活動レポート

2011年11月26日(土)
宮城県漁協宮戸支所訪問

仙台水産ではグループ会社である宮戸水産を通じ、津波被害を受けカキ処理場が使用できない生産者支援のため、カキ処理工場の設置をはじめとし、海水を汲み上げるポンプの修理や定置網で漁獲された小魚を引き取り仙台市場に出荷販売を行いました。

宮城県漁協宮戸支所・小野運営委員長は、「当初漁業者が瓦礫撤去に従事していた時は、皆下を向くことが多かったが、仙台水産グループの支援により、前向きに仕事に取り組めるようになったことが嬉しい」と、おっしゃっていました。

2011年11月19日(土)
仙台水産創立51周年記念式典を挙行

《虚心坦懐 さらなる飛躍と発展を誓う》

11月19日、仙台水産創立51周年記念式典が仙台水産大会議室において執り行われました。挨拶で島貫会長は、「私は昭和43年、初の定期採用の15人の一人として入社した。昔は人材教育もなく宮城野原にあった市場のことを思うと今では隔世の感がある」と半世紀の歩みを振り返るとともに、「驕り高ぶりを戒め、虚心坦懐、歴史の重みを振り返りつつもテレビCMの導入や合唱隊を編成など、明るい話題を取り入れ51年目に踏み出そう。将来に夢と希望の持てる会社として皆さんと1年ごと着実に邁進していこう」と述べました。

渡辺正志社長は「震災もあり世の中は日々激変している。同じ目線で同じ方角を向き、報告・連絡・相談の基本に立ち返りさらなる飛躍と発展を期そう」と述べました。その後、20年勤続の惣菜業務食材部・千坂勝栄行部長補、総務部・小川健一部長補、生鮮事業本部・田口淳也課長役の3名が永年勤続者として表彰されました。

2011年11月12日(土)
大人のお魚料理教室 ─サバとホッキ─

食育NPO”おむすび”主催の、「大人のお魚教室」がみやぎ生協文化会館で開かれました。男性17名、女性6名の参加者、講師は仙台水産・営業企画部廣澤部長。

「海の恵みに感謝し、もっとお魚を食べて水産業の復興を応援しよう!」をテーマに、ホッキ飯・鯖のみぞれ煮・秋野菜の煮物・あぶら麩の味噌汁を作りました。1年で一番脂がのるサバと冬から春にかけてが旬のホッキを実際に自分でさばき、受講した皆さんはおいしそうに食べていました。

2011年11月11日(金)
島貫会長 復興への特別寄稿

島貫会長が復興への特別寄稿を掲載。ここをクリックしてPDFファイルをご覧下さい。

2011年11月7日(月)
待望の新事務所落成し仙水フーズ完全復興

津波で全損被害となっていた(株)仙水フーズ(本田誠社長)の災害復興事務所落成式が11月7日、新築された事務所内で執り行われました。

落成式には島貫文好仙台水産会長を始め仙水グループの各社長、業界関係者、施行業者ら31人が出席、竹駒神社宮司による神事の後、島貫会長はあいさつで「震災復興はスピードが大切。これまで数回現場を見にきていたが社員には気の毒な思いをさせた。震災復旧を一つひとつ固めていく。落成は本当にうれしい」と述べました。現在、同社は阿部武志工場長以下19人で交替制を確立、完全復興を果たしました。