秋田丸魚(菅原正隆社長)は11月17日早朝、秋田市公設地方卸売市場で魚食普及の一環として「じゃこ天」の試食提案会を開き、愛媛特産の揚げかまぼこのおいしさをアピールしました。
じゃこ天は、愛媛県南予地方の海岸部で作られる特産品で、近海で獲れた地魚のすり身を油で揚げた魚肉練り製品です。会場では、スーパーのバイヤーや市場関係者に向けて同県八幡浜市や宇和島市などで作られたじゃこ天や天ぷら、かまぼこ、ちくわなど12種類が並べられ、試食には軽く炙ったじゃこ天が提供されました。
秋田県や東北では馴染みのないじゃこ天ですが、菅原社長は「骨、皮まるごとおいしい。生でも軽く炙ったり、おでんや鍋物の具材にもピッタリ。スーパーに問い合わせがあるとの話も聞くので拡販に努めたい」と話しています。