仙台水産は6月5日早朝、潤沢な入荷が続く亘理・荒浜の「大和シジミ」をアピールする試食提案会を仙台卸売市場で開きました。
阿武隈川河口の宮城県亘理・荒浜の汽水域で採れる大和シジミは、産卵を前に身入りが良くなり旬の時期となります。漁期は5~9月までで約10トンの水揚げを見込んでおり当日は約200キロが入荷しました。
会場では、手掘りの大和シジミの展示と料理のシジミ汁や炊き込みご飯などが並べられました。県漁協仙南支所の佐伯智宏支所長は「大きさや数量の制限、保護区を設け稚貝を蒔くなど作り育てる漁業をしている。地物の大和シジミは粒が大きくいい味が出る。シジミ汁などで味わってほしい」と話しています。