宮城県や宮城大、仙台あおば青果などは8月7日、仙台卸売市場で県産の夏イチゴなどを香港に海上輸送する産学官連携による実証試験を始めました。
当日出荷されたのは宮城県七ヶ宿産の夏イチゴや山形産メロンなど4道県の青果8品目、約4㌧です。宮城大が技術指導した機能性段ボールで梱包し、温度管理機能を持つコンテナで仙台港に向け出発しました。
県国際ビジネス推進室の折橋正樹副参事は「このような輸出の技術や品質保持は他の国や地域産品でも必要と思う。より多くの国々に輸出していければ」と話しています。仙台水産は、県の県産食材等輸出支援事業の受託社としてこの事業に取り組んでいます。